大腸の腫瘍で手術 便が漏れる オムツの漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
宮城県 70才男性
1年前、大腸の腫瘍で手術しました。
便が固まりにくく、便が漏れるのでオムツをしています。
退院後にどうしたら良いか、わからず月日だけが過ぎて行き、心配になりドラッグストアーに相談に行きましたが改善しませんでした。
以前、友人の漢方相談に付き合った漢方専門の先生に相談に行きました。
先生は震災前の事でしたが覚えていてくれ、手術後の事、便漏れで困っているなど症状を話しました。
先生より、現在の体調から氣血両虚(エネルギーと血)が不足し免疫力も低下し、升陽挙陥と言う内臓下垂、脱肛、「中気下陥タイプ」が有り、漢方薬と食養生を提案してもらいました。
しばらく、教えられた漢方薬と食養生を続けると、便が固まり漏れる回数も減り、希望が出てきました。
先生から、胃腸機能の低下は、胃腸疾患だけの問題にとどまらず、五臓六腑に栄養が届かず、体力、腸管免疫が弱くなり病後の回復も遅れますと話され、
「病後の養生」の大切さを感じました。
大腸の腫瘍など免疫力の低下は暑いこの時期、特に体力を消耗します。
脾胃(消化器)は体の中心で、身体の五臓六腑を始め全身に栄養を届けています。
脾胃の働きを悪化させる要因は、環境面では湿と冷えです。
また精神的ストレスや食事の不摂生などを改善する為、毎日胃腸の働きをチエックしましょう。
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